Kateの映画鑑賞日記

鑑賞した映画についての感想を気ままに書いています。

ホリデイ・イン・ザ・ワイルド

Netflixにて鑑賞

大人の恋愛映画で良かった。

自分がいい歳をした独身だから大人の恋愛映画が大好物💕

 

隣の州の大学へ進学する1人息子を送り出した後、夫に2回目のハネムーンを計画していたケイトが、夫に別れを切り出され、1人でアフリカ旅行へ出発する所から始まる。

ロッジへ向かう飛行機が途中着陸し、何事かと思っていると、象牙目的で母親を殺された仔象を発見。結婚前は獣医師をしていたケイトは動物が大好き、仔象の経過が気になり保護施設へついていくことに。

保護施設へついていくと、ロッジへの送迎のパイロットが。

実は彼は保護施設に住んでいて、観光客の送迎はバイトだった。

 

帰国日がきても仔象のトリコになってしまったケイトは施設に残ることに。

その間パイロットとの距離は縮まるけれどケイトは帰国し、ニューヨークで獣医師として復帰してする。

 

特にこれといったどんでん返しもなく安心してして観られる恋愛映画。

時折映されるアフリカの景色も素敵。

 

私の人生も映画みたいに悲しいころがあっても劇的に人生変わるような素敵なことが起こらないかしら。

ある意味おとぎ話な映画なのかもしれない。

リトル・ラブ・オブ・マリン

Netflixにて鑑賞。

ストーリーはありきたりなラブストーリーなのだけど、主人公の女性ローラが若くてかわいい女の子ではなく、目尻に笑いシワのある大人の女性だったのが良かった。

あらすじは大企業の跡取りを拒否している幼馴染チップに会社を継がせるため契約書にサインをもらうために都会から南の島に帰る。そのミッションには自分の昇格もかかっていてなんとしてもサインをもらいたくて、幼馴染と南の島で一緒に過ごすうちに、徐々に本当に自分が望んでいるものに気がついていく。

 

 常にスマホで仕事のやり取りをしているローラに「スマホを触らずに楽しんだら、その間に契約書を1枚読んであげる」と言われ、チップと島をエンジョイするのだけれども。景色が良くて、自分も南の島へ行ったような気分になれる。

同じようなロマンスは私には起こり得ないけれど、南国を楽しむことはできるから気分転換にいいかもしれない。

 島を出たくないチップの気持ちわかる。私も南の島に移住したい。

7つの贈り物

Netflixにて鑑賞。

まとまった時間がなくて飛び飛びで鑑賞したのもあってか、ちっとも感動できなかった。

ダンサーインザダークのハッピーエンド版という感じ。

恋人を自分の不注意による事故で亡くし、その時の事故で計7人の人を死に追いやってしまった男が、肺がんの弟に肺を移植したことをきっかけに他の臓器を「いい人」に提供し続けるストーリー。

最後は心臓を提供するのだけれど、心臓病の彼女とは恋仲になる。

一緒に夜を過ごした後、氷水を入れたバスダブに浸かり、クラゲに刺されることで自殺する。

無事、心臓を提供することができるのだけれども、彼女はどんな気持ちだったんだろう。

知らない人の心臓だから臓器提供を受け入れられる部分もあるんじゃないのかなぁ、

好きな人の心臓を自殺されてまでもらって嬉しいか?

後々感謝の気持ちが芽生えるかも知れないけれど、直後は悲しすぎる。

寿命が伸びても恋人がいなければ意味ない!って思うかもしれない。

新しい出会いがあってもドキドキしたら罪悪感抱きそうだし、

新しい人に心臓は元彼のもので、死ぬまでずっと一緒にいるの💕

なんてとても言えない。

墓場まで持っていくヒミツになりそう。

偶然臓器提供者が現れて、彼女と結ばれて寿命を迎えるころに別の人のドナーになる方が良かったなぁ。

彼は亡くなったけれど、彼の心臓は他の人を救い、生き続けている。

と彼女が思いながらのハッピーエンドが一番いい。

 

生きる LIVING

黒澤明の『生きる』は未鑑賞。

ストーリーも余命宣告された男が人生を見つめなおす。

 

クラッシックな雰囲気で一昔前の映画のような始まり。

ビル・ナイ演じる課長が主人公のウィリアムズ。

ビル・ナイはいかにもお役所的な雰囲気。

でもすぐに早退して余命宣告されてしまい、欠勤するから宣告前のウィリアムズがあまりわからない状態でストーリーが進んでいくのは少し残念。

 

ウィリアムズは医師から余命宣告されてから、息子に話そうとするのだけれども、結局伝えることは出来ないまま亡くなってしまう。

葬式で息子が「どうして言ってくれなかったんだ」と言っていたけれど、言おうとしていたし、初めは「話したいことがある」って伝えたのに、嫁の言いなりになって聞こうとしなかったのはお前だぞ。

ほとんど接点のなかった新人職員に遺書を残すのだけれども、本当は息子へ残したい気持ちだったのかもしれない。

割と淡々とストーリーが進んでいくけれど、それ故なのか、ラストのウィリアムズが公園のブランコに乗り、スコットランドの民謡を歌うシーンで一気に号泣。

ラストだから、すぐに映画館終わってしまうけど、絶対目が赤くなってる。明るくなったら恥ずかしい。っていうか、このまま30分くらい泣いていたい。という感情で必死で嗚咽堪えて泣いた。

私の人生も何か成し得ることはできるだろうか。

なにかやり遂げたと思って死にたい。

 

 

ガンジー

Netflixにて鑑賞。

世間知らず過ぎて恥ずかしいけれど

ガンジーはインド人で非暴力で戦った人。

という漠然とした情報しか知らなかったんだと気付かされた。

人種差別と戦っていたんだっけ?と思いながら見ていたら全く違った。

ガンジーが戦っていたのはインドを植民地にしているイギリスだった。

RRRとか見ていてインドをイギリスが植民地にしていたことは知っていたのに、全く繋がっていなかった。

自身が人種差別を受けたことから、インド人の現状に気が付き、非暴力に非協力的な運動を起こす。といっても非暴力なのはガンジー側だけで、イギリス人はインド人を抑制するために殺していた。

「非暴力」が有名過ぎて殴られるとかその程度だと思っていたけれど、集会をしているというだけで銃殺されていた。

それゆえに問題になってインド独立へつながるわけだけれど、犠牲になった人々がいてインドがあるということを知らなかったのは恥ずかしい。

本当に世間知らずで勉強不足。反省させられた。

そして非暴力を訴えて、暴動を止めるまで断食して民衆に抗議をしていたのだけれども、最後は民衆の1人に殺されてしまう。

人間はどこまでも愚かなのだと思わざるを得ない。

 

マッシブ・タレント

ニコラス・ケイジニコラス・ケイジとして出演している映画。

いい意味でなんでもあり!

コメディかと思いきやサスペンスな要素もあり、アクションもあり。

家族愛も友情愛もある。

安心して楽しめる映画でした。

 

娘との関係もイマイチな落ち目の俳優ニックが再起をかけたオーディションに落ち、引退を決意。

自暴慈悲状態でギャラ100万ドルのために、大富豪のパーティに出席することに。

出会った大富豪ハビはニコラス・ケイジの大ファン!

映画の趣味も合うし、意気投合し2人は親友になります。

ところがニコラスをCIAが訪れ、実はハビは犯罪組織のボスで、誘拐疑惑がありスパイをして欲しいと依頼されてしまいます。

ニコラスは断ろうとしますが、誘拐されたのは娘と同じ年頃で、今後後悔することになるかもよ、と説得され渋々引き受けることに。

本当にハビは犯罪組織のボスなの?

本当に誘拐犯なの?2人の友情はどうなっちゃうの?

見ていてストーリーにワクワクさせられました。

 

コメディもサスペンスもアクションも、盛りだくさんに楽しめて見た後も楽しい気分で帰宅できました。

翌日が休みだっていうのもあるかもしれないけれど。

マチルダ

チルダ

 

ストーリーはありきたりなアンパンマン。悪いものが退治され正義は勝つ。

面白いのは悪役が女なのだけど、マッチョで男のような荒々しい力持ちなこと。悪役の女といえば大抵ねちっこくて嫉妬心が強い虚栄心の塊のような感じなのだけれど、マチルダの校長は全く違う。砲丸投げ槍投げをの元選手で子どもを投げ飛ばす。そのギャップが面白いのかもしれない。映画ではなく、児童文学の小説だったらもっと楽しめたかもしれない。

ミュージカル向きではあるかもしれない。