映画館にて鑑賞
山田孝之の演技は良かったし、映画自体はよかったと思う。迫力もあるし。
ただちょっと大好きだった阿部サダヲが嫌いになっちゃう感じ😢
医龍の時から阿部サダヲさん好きだったけれど、この映画で一気に嫌な奴に見えてくる。
彼なりの正義なのだろうけれど後味悪すぎる。
ちゃんと彼にも報いは起きるのだけど、それはそれで後味わるい。
阿部サダヲは家老の役なのだけれども、むしろ家老の娘の方がよっぽど武士だった。
劇中で武士が武士道を語るけれど、1番の武士は加奈だった。
印象に残ったシーンはなつが政に「お前は復讐して気持ちいいかもしれないけれど、残されたかかあはどうなる?」と言うところ。ちょっとセリフは違うかもしれないけれど。
政の侍殺しは妻への愛だと感じたけれど、その後のことちっとも考えてない。本当は妻への愛じゃなくて自分のプライドだったのかもしれない。
自分の妻を侍に手籠にされたことが許せなかったのかも。そう考えると全然いい夫じゃないなぁ。
映画自体は悪くないけれど、ストーリーが好きではなかったな。